こんにちは~!アケボノインコ・ホオミドリウロコインコと暮らしているあきです!!
今回は鳥さんの芸の1つ、「ステップアップ」の練習について書いていきます。
「ステップアップ」とは、鳥さんが人やモノの上に乗ることを言います!
「ステップアップ」ができないと、放鳥後ケージに帰るときに、苦労します・・・。
ほとんどの鳥さんは掴まれるのをあまり好みませんので、手を出して乗れるようになったら、ストレスを1つ軽減できますね(-_-;)
お互いに楽しく過ごすために、練習しておいて損はありません。
これを機に頑張ってみましょう!
それでは、行ってみましょ~(#^.^#)
鳥さんの反応を確認
練習の前に、鳥さんの反応を確認しましょう!
まずは、手を怖がっていないかを確認します。
鳥さんがケージにいる状態で、手をさせだしても怖がらないかを確認しましょう!
怖がってしまうコは、ケージの外からおやつをあげる⇒慣れてきたらケージの中に手を入れておやつをあげる!
などして、人の手は怖いものじゃないということを教えてあげましょう!!
怖がらない、もしくは自分から寄ってくるようになったらOKです!
練習開始!
それでは、練習をしていきましょう!
リラックスしてパーチに止まっている鳥さんに声をかけながら近づき、ゆっくり手を差し出します!
手の出し方は、手の甲が上です!(手のひらを上にすると掴まれる・捕食者の攻撃が来るという連想が働くため警戒されます)(草食動物も一緒ですよ(*’▽’))
小さいコでしたら、指でも構いません!!
この時に、声をかけましょう。「ステップアップ」「おいで」など・・・。
足を上げて、乗ってきたらめちゃくちゃ褒めて下さい。おやつをあげるでも良いですよ!!
無反応の場合は、お腹下あたりに出した手を優しく押し当てます。
うながす状態ですね!
あまりに長いこと、無反応だったら、いったんやめて仕切り直ししましょう!
片足ずつ手に乗れたら成功です!
乗った後もふるえていないかなど観察をしましょうね!
(ふるえなど何度も練習することで慣れていきます(*’▽’))
うちの鳥達
ウロコインコの「にこ」は、お迎えをした時から、なんの苦労もせずに「ステップアップ」をしてくれました!
おそらく、ショップの定員さんが教えてくれたんでしょうね(*’▽’)
さらに、ウロコインコは芸として「ニギコロ」(手の中にニギってコロンとさせること)をできる可能性が高い鳥種でもあるので、つかまれることにもあまり抵抗がありませんでした!!
大変だったのは、アケボノインコの「いち」です。
一応手乗りということでしたが、手をものすごく怖がるんです・・・(>_<)
ケージに手を入れようものなら、プチパニックになるくらいでした!
まずはおやつをあげ、手になれさせ、「カキカキ」(頭を掻くこと)ができるところまで、ゆっくり進めました。
ケージの中に手を入れるのはいつまでたっても慣れないので、ケージの屋根の部分を開け、上に止まっている時に、「ステップアップ」の練習をすることにしました。
や手の甲を前に出すと、無反応かケージに戻ってしまう日が続きます・・・。
しかし、ある日私が手を出す位置をずらしてしまい「いち」の足元に腕が来た時、「ステップアップ」ができたのです( *´艸`)
その後も腕を出せばほぼ成功の日が続きました!
それにくわえ、楽しさを演出しようと「パン!パン!」と手の甲をたたいてから、腕を出すというルールにしました!!(私といちの合図💛)
今では、手の甲をたたくだけで、近づいてきて「ステップアップ」をしてくれるようになりました!
まとめ
昔は、「さし餌から世話をしないと、手乗りにはならない」とよく言われていました。
今は、さし餌が終わったコをお迎えしても、ショップで練習をしていることが多いので、すぐに覚えることができるようになったとの話を聞きます。
しかし、「荒鳥」と呼ばれる、人になついていない鳥や手乗りで育っていない鳥もいます。
「荒鳥」のまま成鳥になると、トレーニングをしても、手乗りになるのは難しい場合があります。
こうした鳥さんには、無理は禁物です!別のコミュニケーションを試しましょう。
お迎えをするときに、確認をしておきたいものですね!!
「ステップアップ」も進化をしていくと、名前を呼ぶと飛んでくるようになるようです。(うちはまだできませんが・・・)
そこまで、トレーニングができたら、万が一外に逃がしてしまった時でも、戻ってくる可能性があるかもしれませんね・・・(万が一は起きないのが1番ですが・・・)
立派な羽をもっている鳥さん!人間から離れることも、逃げることもできる状態なのに、「手を出したら乗ってくれる」というのはとてもうれしいことです!
始めて手に乗ってくれた時は、感動ものです(T_T)
すべての芸の基本は「ステップアップ」にあります!
これを機にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
それでは、読んでいただきありがとうございました!!