小さな友達インコとの暮らしに来て下さりありがとうございます!主にインコとの暮らしの豆知識やアケボノインコ「いち」ホオミドリウロコインコ「にこ」との生活を書いています!楽しく読んでいただけたら幸いです( *´艸`)

インコは賢いんです!近年の研究で明らかになった事実!!

こんにちは~!アケボノインコ・ホオミドリウロコインコと暮らしているあきです!

今回はインコの賢さについてお話をしていきます。

「鶏は3歩歩いたら忘れる」ということをことわざを聞いたことのある人は多いのではないでしょうか?

このことわざに「鶏」があてられた理由としては「犬などのように芸もせず、マネもできず、物覚えが悪く、人に従うこともないから」ということです。

しかし鶏は実は高い知能をもっていて、その知能は「犬」「イルカ」などと同等と言われています。

鳥類の中での賢さは下の方になりますが、それでも「犬」「イルカ」と同等ってすごくないですか?

ちなみに「大型インコ」「カラス」の知能が鳥類の中では”ダントツ”らしいですよ( *´艸`)

そんな鳥の頭の良さを広めて、鳥好き人口を増やしていきましょう(>_<)

それでは、行ってみましょ~(/・ω・)/

鳥の脳のお話

ある心理学者が「人間の脳と認知の関係」の研究をしていました。

その研究の過程で、人間に近い種(チンパンジー・ゴリラ)と種としては遠いが同じような反応を見せる種(サル・ネズミ・カラス・文鳥)の比較が必要となりました。

「脳と認知の仕組み」の解明をするための手掛かりになった鳥類の「心や脳の研究」が、1990年代からの20年で驚くほど進んだそうです。

動物の脳の発達具合は、「体重に対する脳の重さ」を数値化することでわかりやすくなります。

脳の重さは以下の通りです。(体が大きい動物は脳も大きいです)

・象(4400g)

・人間(1375g)

・チンパンジー(400g)

・犬(100g)

・コンゴウインコ(24g)

・カラス(9g)

・鶏(3.6g)

・スズメ(1.2g)

そして脳化指数がこちら(人間を10とした時の値です。数字が大きいほど脳が重く、発達しているということです。)

・人間(10)

・チンパンジー(4.3)

・カラス(2.1)

・さる(2.0)

・ネズミ(0.6)

・鶏(0.3

・犬(1.8)

上記のような結果になります。

数字をダラダラ並べてしまいましたが、言いたいことは・・・。

「カラスとか大型インコは犬・猫よりも賢く、サルに匹敵する脳をもっているんだよ~~!!」

ということです。

「鳥類」「哺乳類」は他の動物に比べて重い脳を持っています。

大きな脳が頭蓋骨のなかにギュウギュウに詰まっているのは「鳥類」「哺乳類」だけらしいですよ!

さらに研究が進むにつれて、カラスやインコの脳は予想されていた以上に大きく、独自の進化を遂げていたそうで、「お馬鹿さん」どころか、とても高度な脳を持っていたことが最近になってわかったそうです!

(飼育下繁殖では、脳が小さくなるそうで、20%~30%減少したとのデータもあります。)

遊ぶ行動も「高い知能」があるからこそですね!

賢い鳥の事例

それでは、鳥の賢さが存分にわかる事例をいくつか見ていきましょう。

①鳥の記憶力

カラスは「危険人物の顔を9年間覚えていた」という話があります。

実験で、マスクを被った人間が剥製のカラスをもって野生のカラスの前に登場!

剥製を仲間のカラスと思ったカラスは大騒ぎ!!

その後、同じマスクを被って登場すると剥製をもっていなくても、大騒ぎしたそうです。

実験を終えて9年後、そのマスクをつけて再び野生のカラスの前に行ったら、再び大騒ぎして攻撃をしてきたコもいたそうです!

命に係わる情報は絶対に忘れないそうですよ・・・。

②道具を使いこなす

・よく聞く話では、クルミを道路において車にひかせて割るカラス。

・最近では、ガラパゴス諸島の「キツツキフィンチ」が小枝を使って、木の穴から虫を取り出すのが有名になりました!

・石を使ってダチョウの卵を割る「エジプトハゲワシ」

実は何らかの道具が使える種は「哺乳類」に比べて「鳥類」が圧倒的に多く、その数は20をはるかに超えているそうです。

つまり、インコ・カラスの仲間だけが賢いのではなく、「鳥類全体」が賢いのですね(>_<)

③危険は瞬時に共有

鳥達にはどの種類でも「命に係わる危険が起きた時」の警戒音があります。

その警戒を知らせる鳴き声を聞いた鳥は、違う種であっても自分たちの警戒を知らせる鳴き方で鳴くそうです!

そうしてその地域にいる鳥達に、時速160kmで危険を知らせ、情報を共有しているそうですよ。

しかも、「自分が危険を確認して鳴く声」と「他の鳥からの情報の鳴き方」は違うそうで、「危ない!!」と「危ないとの情報がある!!」もしっかり伝えるそうですよ!!

(そういえばうちの2羽もカラスを見つけた時、遠くにいるもう1羽に伝えてる気が・・・・)

一生懸命伝えますよ(>_<)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「脳重」とか「脳化指数」とか・・・私は専門ではないので、間違ってしまっていたら申し訳ございません。

「鳥って賢いんだな!」ということが伝わっていたら嬉しいです!

鳥の研究というのはまだまだ進んでいなくて、わからないこともたくさんあるそうです。

実際に最初に書いたことわざの「鶏は3歩歩いたら忘れる」なんて、本当のことだと思っている方が結構います。

鳥好きで、一緒に暮らしている人にとっては、当たり前な情報もそうでない人にとっては、新情報なんてこともたくさんあります・・・(T_T)

これからたくさんの方が、鳥に興味をもって「犬」「猫」に匹敵するぐらいの「たくさんの鳥好き」が増えたら、もっともっと研究が進むのではないかと思っています( *´艸`)

皆さんと一緒に「鳥好きを増やすべく」頑張れたら幸いです!!

それでは、ありがとうございました!!!

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