こんにちは~!アケボノインコ・ホオミドリウロコインコと暮らしているあきです!!
今回は、鳥の目についてお話をしていきます!
人間よりも、はるかに優れた目を持つ鳥さん達🐤🐤
同じ世界に生きているのに、全然ちがうように見えているのでしょうね!!
それでは、鳥さん達の「目」の神秘に触れていきましょう~!(^^)!
鳥の目は3原色+1の色覚!
インコの仲間は、明るい太陽の下で活動するため、視覚が発達しています!
そのため、哺乳類には類をみない、色彩豊かな羽色をしています!
それでは、他の動物と比べながら、色覚を見ていきましょう!!
色の識別としては、以下の通りです⇩
①3原色(赤・緑・青)
(人間などの大型の類人猿が見ている世界です)
〇チンパンジー・ゴリラは人間とほとんど同じ色覚をしていますが、種族によって見え方の違いがあり、オスに色弱・色盲が多くみられるそうです!
②2原色(赤・青)
(犬・猫などの大部分の哺乳類が見ている世界です)
〇嗅覚・聴覚が優れているため、強い視力をもっておらず、特に猫は弱視のため色の識別は難しいそうです。
③4原色(赤・緑・青・透明(紫外線)
(鳥・昆虫の見ている世界です)
〇鳥は種類によって見え方が違いますが、ハトは20色を識別でき、あらゆる動物の中で識別能力に優れているそうです!!
〇昆虫は、ほとんどの種類で複眼を持ち、30000ものレンズがついています( ゚Д゚)
そのため、人には見えない紫外線も見ることができますが、赤外線に近い色は識別できません。
夜、紫外線を発した電燈に昆虫が集まってくるのはこのためなのです!!
すごいですね!
同じ景色を見ても、見え方が違うのですよ(>_<)
人間の目に映る景色と動物の目に映る景色が違うのは、目の果たす役割が違うかららしいです!!!
視野はどれくらい?
「視野」とは、目を動かさずに見える範囲のことを言います!!
〇人間の場合
両目がほぼ平面の顔面上にあり、左右の視野の重なりが大きいです。(両目で見ている部分のこと)両目で見ている範囲は120度と広いです。
しかし、総合的な視野は広いとは言えず、左右約180度~200度と言われています。
〇肉食動物
人間の目と同じような、配置にあるため、視野は狭いです。
一般的には真後ろ80度~180度くらいが全く見えないです。
しかし、見え方としては、視野の重なりが大きいので、対象を立体的に捉える利点があります!
〇鳥類・草食動物・魚類
左右の目がほぼ横についているため、視野が広いと言われています。
草食動物などは、真後ろの10度くらいが見えないだけなので、ほとんどを見渡せています!
また、インコは片目でおよそ180度、両目では330度の視野を持っています!
そのうえ、さらに首を180度曲げることができるため、少し顔を動かすだけで、すべてが見渡せるほど広い視野を持っています!(^^)!
しかし、見え方としては、立体感に乏しくなります・・・。
鳥だけの武器!瞼!!
鳥の瞼は「上瞼」「下瞼」のほかに、内側に「瞬膜」という、ゴーグルの役割を果たす膜があります!
下から閉じる瞼は天敵にいち早く気づくためのもので、瞼を閉じていても光を感じることができます!
中心窩が2つも!!
まだあります!鳥の目の優れていること!!
鳥は片目に「中心窩」と言われる「最高の視力を可能にする領域」が2つもあるのです!
(人間は片目に1つ)
つまり、片目に2つずつで、4つもあるので、「鳥は片目で人間の両目と同じ性能を持っている」のです!!
さぞ、はっきり!くっきり!みえることでしょう(-_-;)
まとめ
いかがでしたでしょう?
鳥の目のすごさが伝わりましたか?
ちなみに視力は人間の3~4倍ありますし、焦点を合わせるスピードも人間より早いそうです!
こんな高度な目を持っているから、飛びながら周辺の確認ができるし、エサをみつけることもできるのですね( *´艸`)
翼もあり、高度な目で敵から逃げることが可能な鳥さん達が、自分のそばにいてくれたり、肩に止まったりしてくれるのは、最高の信頼関係・愛情があるからこそですよね(>_<)
鳥の魅力を知るたびに、ますます好きになりますね!!
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました!!