こんにちは~!アケボノインコ・ホオミドリウロコインコと暮らしているあきです!!
突然ですが、皆様の愛鳥は何色が好きですか?
うちの2羽はアケボノインコのいちは「緑」、ウロコインコのにこは「黄色」が好きです!
(おもちゃの色ですが・・・)
とっても視力の良い鳥さん達は、その視力を生かして、熟した果実を見つけると言われています!
鳥さん達の目には、熟した果実がもつツヤは紫外線を反射し、とっても目立って見えるそうですよ!
そんな鳥さんの目を利用した、植物たちの作戦を紹介していきます!
良かったら最後まで読んで下さいね(*’▽’)
それでは、行ってみましょ~(#^.^#)
フルーツの選り好みには色も関係!
2014年に発表された実験結果で、鳥が1番好きなのは、赤い果実ということが分かったそうです!
実験の方法は以下の通りです。
味や形の好みをなくすために、鳥が好みそうな果物を、すりつぶし手で丸めます。
丸めたものに、着色料で色を付けます(赤・黒・緑・黄・青の5色)
これを鳥さんに与えるという実験です!(^^)!
それでは結果発表!!
1位 ダントツで「赤!!!}
2位 ちょっと意外な「黒!」
3位・4位 ほぼ同率で「黄・青」
ビリ 「緑( ゚Д゚)」
だったそうです!!
この色の好みを利用した植物の戦略があるそうで・・・。
鳥に果実を食べてもらうことで、種子を遠くに運んで生息域を広げている植物がいます!
その植物たちは、緑の葉との対比で、遠目にも目立つ「赤」や「黒」の色を使って、「食べごろですよ~」と鳥にアピールして食べてもらうという話があります。
(黒い果実とは、ブルーベリーなどの濃い紫の果実のことです)
また、行動範囲の鳥に食べてもらうため、「赤」にしているとの話もあります。
昆虫の中には、種子を食べて育つ幼虫もいるそうです。その昆虫たちも「紫外線が見える目」ですが、「赤」は見えにくい色なのだそうです!
植物的には、圧倒的に行動範囲が広く、完全に消化をせずに種子をフンとしてだしてくれる鳥が、食べてくれるのが理想的なんでしょうね( *´艸`)
(鳥さんにとって赤い果実は「熟しておいしい」、緑の果実は「未熟でまずい」そうですよ)
トウガラシの作戦
鳥がトウガラシを食べられるのはご存じでしょうか?
そうなんです!鳥さんはあの辛いトウガラシを平気な顔をして食べるのです!
なぜ食べれるかというと、トウガラシが辛い原因は「カプサイシン」のせいです!
「カプサイシン」はトウガラシにのみ存在します。
哺乳類が食べると辛さを感じます(>_<)
しかし鳥さんは、「カプサイシン受容体」をもっていないため、辛さを感じず「ビタミン豊富なおやつ」として食べられるのです!(^^)!
これはトウガラシの「繁殖戦略」と言われています。
地面を歩く哺乳類に食べられるよりも、空を飛ぶ鳥類に食べられるほうが、より遠くまで種子を運ぶことができます。
そのため鳥さんに食べてもらうため、鳥は平気だけど哺乳類には避けられる「カプサイシン成分」を生み出したと言われています!(^^)!
「唐辛子は鳥に恋をする💛」
まとめ
その場から動けない植物たちにとって、生息域を広げるというのは限界があるものです!
そのため、植物はあらゆる進化をして、生息域を広げてきました。
「タンポポのように綿毛に種子をつけて風に乗せたり」「オナモミのように表面のとげでくっついて移動したり」
ずっとずっと昔から地球で生き続けている、植物の知恵はすごいものです!!!
ちなみに、鳥が丸呑みするには大きい種子を作る植物がいますよね!(柿とか)その植物たちは、哺乳類をうまく利用して生息域を広げているそうですよ!
すべての生き物はお互い助け合い、利用しあいながら生きているんですね!!
ここまで読んでいただきありがとうございました(>_<)