こんにちは~!アケボノインコ・ホオミドリウロコインコと暮らしているあきです!!
今回は、鳥さんの冬の過ごし方についてお話をしていきます。
冬は、鳥さんにとっても温度管理が難しい季節です!
特に、寒い地方に住んでいる方は、少しの油断で鳥さんの命を危険にさらしてしまいます!
今から、冬の寒さに備えておきましょう!!
それでは、行ってみましょ~(/・ω・)/
インコの冬はどう?
それでは、まず、インコが冬に強いかですが・・・・。
NOですね・・・・。温かい地域が原産のインコが多いですので、冬の寒さは苦手です。
幼鳥・病鳥・高齢鳥は、絶対に保温が必要です。
鳥さんが寒がっているかの、サインは、体を膨らませているかどうかです。
基本的に、成鳥であれば室内温度が15℃以上あれば大丈夫と言われています!
幼鳥(初めての冬越え)・病鳥・高齢鳥は、25℃以上はキープしておきたいそうですよ!!
冬の体温調節
寒いときには、熱産生と体温の放散の抑制を行います!
①熱の放散の抑制
(血管を収縮させて、体表(特に脚)からの熱の放散を抑制します。脚から上がってきた冷たい静脈血は、脚に降りてきた温かい動脈血で暖められます。熱は、動脈から静脈に受け渡されて、放散されにくくなっています)
②羽を立たせる
(綿羽の容積を増加させることで、体温を逃げにくくします)
③代謝を上げる
(熱発生を行います)
④ふるえる
(ふるえによって熱の産生を行います。ただ、この状態は非常に危険です!!)
自分で暖めるのには限界がありますし、体力を奪ってしまいますので、鳥が寒がっているようでしたら、暖房をつけてあげて下さい!
また、夜に急激に気温が下がり、命の危険にさらされた鳥さんの話はよく聞きます。
サーモスタッドを活用して、ケージの中を暖かく保って下さい!!
ケージにつけるタイプの保温器はたくさんあります。
電球タイプ・パネルタイプ・止まり木タイプ・・・・。鳥さんにあったものを使って下さい!
(止まり木タイプは脚を低温やけどしたという話も聞きますが・・・)
ある鳥飼いさんの話
私の友人の話です。
その友人は、大型の白色オウムを飼っているのですが、冬に日中お留守番をすることがあり、初めてパネルタイプの保温器をケージにつけたそうです。
お出かけする日の前の晩に、試しにつけてみたら、寄り添ってパーチに止まっていたため、「怖がってないし大丈夫だな」と思い、保温器を消して眠りについたそうです。
そして、お留守番当日、保温器を付けて、外出しました・・・。
帰ってくると、「部屋の中が焦げ臭い・・・・( ゚Д゚)」と思ったそう・・・。
原因の場所を探すと、鳥のケージ周辺が特に臭い!!
「あああああ~~!!!!」
保温器のコードが・・・・・。
そうなんです・・・。暇だった鳥さんはケージの中に入り込んでいた、コードを齧って遊んでいたようです・・・。よく見ると、鳥さんの羽も少し焦げていたそうです・・・・。
今回は、幸い大事には至らなかったですが、何をするかわからないのが鳥さん・・・・。
自分が家にいる時に、つけておいて、いたずらをしてしまわないか試しておくべきだったと反省しておりました・・・・。
皆様も、保温器をつける際はお気をつけて・・・( ゚Д゚)
まとめ
冬は、寒さから鳥さんを守るのに大変な季節です。
この季節に外出や病院へ行く際も、ケージの周りを暖められるように工夫をしましょうね。
毛布とか湯たんぽとか・・・。
カイロを使う際は、密封してしまわないようにして下さいね。周りの酸素を使って暖めますので・・・。
ただ、個人的にはですが、あまり過保護すぎるのも、良くないと思っています!
健康な成鳥でしたら、あまり暖めすぎなくても、自分で体温調節ができます!
1年中同じ温度の中で暮らしていると、換羽がうまくいかなかったり、発情が頻繁に来たり、不調が多くなるように思います。
無理のない範囲で、季節を感じるようにしてあげるもの必要なのでは、と思っております。
それでは、少しでも参考になったら嬉しいです!!
ありがとうございました!!