こんにちは~!アケボノインコ・ホオミドリウロコインコと暮らしているあきです。
今回は、初めて「ピオヌス」と言われるインコさんをお迎えした時に、気になるだろう”ピオヌス臭””呼吸音”のお話をさせていただきます。
「ピオヌス」は呼吸音も独特ですし、嬉しいときなどに発する匂いも独特です。
人にとって「大好き💓」という人もいれば「なんか臭い・・・」と思う人もいるそうですよ!
そんなアケボノインコのお話をさせていただきます!
個体によって違うコもいるかもしれないですが、読んでみてください。
それでは、行ってみましょ~(/・ω・)/
「ピオヌス」とは?
世界共通で「アケボノインコ属」の鳥さん達は「Pionus」(ピオヌス)と名付けられています。
「Pionus」はギリシャ語で”太った””肥えた”という意味があります。
おそらく可愛いシルエットを比喩した由来で、「ぽってり」「ずんぐりむっくり」というニュアンスなのでしょうね( *´艸`)
発音にいたっては2つの意見があり「ピオヌス」or「パイオナス」のどちらかで呼ばれることが多いです。
正解という正解はないそうですが、”ヨーロッパ・南米ではピオヌス”で”アメリカではパイオナス”と発音されているそうですよ。
ちなみに”シロハラインコ属”の学名「Pionites」は”ピオヌスに似た”という意味合いです(*´з`)
アケボノインコ属の仲間たち
それでは、アケボノインコ属とはどんな鳥さん達なのでしょうか?
名前の由来と共に見ていきましょう!
アケボノインコ
学名:Pionus menstruus
語源は「menstrual」で”月経”の意味だそうです。
英名では”Red-vented parrot”とも呼ばれています。
アケボノインコだけの特徴ではないのですが、尾羽の裏側(コヴァート)がキレイな赤色をしていることが由来のようです。
ドウバネインコ
学名:Pionus chalcopterus
語源はギリシャ語の”khalkopteros”で青銅・金属的な羽を意味します。
英名では”Bronze-winged Parrot”と名付けられています。
飛翔時に見える羽の裏側の青銅色を指してつけられたといわれています。
スミレインコ
学名:Pionus fuscus
ラテン語の「Fuscus」は褐色を意味します。
和名・ドイツ名では紫色に因んだきれいな命名ですが・・・・・
英名は「DuskyParrot」(ごみのインコ)です・・・(T_T)
ひどい🐤
シロガシラインコ
学名:pionus senilis
ギリシャ語で「seniloide」は老人・・・・白髪の老人を意味します。
日本名はその名の通りでわかりやすいですね( *´艸`)
他にもいろいろな種類がいますが、日本でメジャーなのは上記の4種かと思われます!!
ピオヌス臭について
それでは本題!
ピオヌス臭についてのお話をします。
普通の鳥さんは背中などから”インコ臭”がしますが、アケボノインコ属の鳥さんに関してはお鼻のあたりから、なんとも言えない匂いがします。
”甘酸っぱい”というか”何かが発酵した”というか独特な匂いですね・・・。
この匂いが好きという人もいれば、臭い・・・と感じる人もいるようです。
私はどちらかというと「臭い派・・・」(ごめんね。いち・・・)
このピオヌス臭が強くなる時があるんです!
おそらくですが(うちの「いち」の場合ですが)
”嬉しいとき・楽しいとき”
すごくにおいがするように思うのです!!
「この匂いがした時は、ご機嫌な時💓」と思うと臭さも気にならず、嬉しい( *´艸`)
ってなります。
アケボノインコの”嬉しい・楽しい”の表現は独特で、におい以外に呼吸音にも表れます!
「はっ!はっ!はっ!はっ!」
みたいな早い呼吸音がするときがあるんです。
この呼吸をしている時は、”嬉しい・楽しい”と思っている時らしいですよ( *´艸`)
最初はわからず”カキカキ”(頭を掻く)していたら、突然発酵臭がして息が荒くなるからとってもビックリしましたし、焦りました(>_<)
「これがアケボノ臭か・・・」
と思ってからは”幸せの匂い”ですね💛
まとめ
いかがでしたでしょうか?
匂いが気になるという方は、アケボノインコ属を飼っているお宅で嗅がせてもらって下さい。
普段から体臭が臭いというわけではないので大丈夫です。
1日1回掃除をしていればほとんど気になりません(>_<)
アケボノインコは呼吸器系の病気にかかりやすいとあるので、異常を感じたらすぐに獣医さんへ連れて行ってあげて下さいね!(呼吸音おかしい鳥種だからと放置しちゃダメですよ!)
(ちなみに鼻の穴が結構目立つので、ごみが溜まっている所をよく見ると思いますが、何もしなくても自分でとれるコがほとんどなので、何もしなくていいそうですよ!私は焦りましたが・・・)
鳥さんによって感情表現の仕方が違うので、愛鳥の気持ちがしっかりわかるように観察をしていこうと思います。
それでは、ピオヌス臭の虜になる方が増えることを願っております( *´艸`)
ありがとうございました!!