こんにちは~!アケボノインコ・ホオミドリウロコインコと暮らしているあきです。
鳥類の最大の特徴ともいえる”羽毛”。
不思議だと思いませんか?自分たちにはないものなのでしっかり勉強をしないといけないですね!
ということで、鳥さんの羽毛についてのお話をさせていただこうと思います。
私も勉強中の身ですので、至らないところが多々あるとは思いますが、少しでも皆様のお役に立てたらうれしいと思っています!
それでは、行ってみましょ~(/・ω・)/
羽毛の組成
羽毛は外被から発達した組織で、爬虫類の”鱗”・哺乳類の”体毛”に相当するものです。
「外被とは」
表皮と表皮に由来した構造物のことを指します。鳥さんだと「羽毛」「皮膚」「腺」「脚麟」「嘴」「ロウ膜」「爪」が含まれます!
主にタンパク質からなり、体重の約10%を占めているそうです。
(クチバシと一緒ですね。詳しくはこちらから⇩)
セキセイインコさんで2000~3000枚の羽毛があると言われているそうです。
種類と構造
羽毛は「正羽(せいう)」「綿羽(めんう)」「毛羽(もうう)」の3種類あります。
1つずつ見ていきましょう。
正羽
見つけると1番テンションのあがる羽ですね( *´艸`)
羽幹があり平らな羽根をもつものをいいます。
「風切羽」「尾羽」「雨覆羽」などの羽のことを言います。
(鳥さんの1番外側の大きな羽のことですね)
正羽は羽軸から左右に細い、”羽枝”がたくさん伸びています。
”羽枝”からはさらに細い”小羽枝”が縦に伸びています。
”小羽枝”にはフックがあり、向かいの”小羽枝”に引っかかって固定するため、平らな面のように見えます。(虫眼鏡で見ると良く見えます!!)
このフックが外れてしまった時、クチバシでなぞることにより、元に戻るんですね!
(鳥さんが羽繕いするのは、元に戻しているということです)
綿羽(ダウン)
鳥好きの間では”ほわ毛”って言われますよね( *´艸`)
羽軸がほとんどなく、正羽の下の体表近くに生えている羽のことを言います。
飛ぶためには使いませんが、体を守る役割や体を温かく保つ役割をしています。
(頭・胸・腹・背・尻にたくさん生えていますね)
ダウンジャケットなどの中にはこの”ほわ毛”がたくさん入っているのです。
非常に軽く、少しの風でもフワフワ舞うので、お掃除は少し大変です(>_<)
毛羽
鼻の周りなどに生えている”ひげ”のような羽のことを言います。
「口」「目」の周りに生えていて、感覚毛としての役割をはたしています。
羽の色の役割
羽の色は、「生えてくるときに沈着」「後から修飾されたもの」があります。
色の役割としては「同種の識別」「熱の吸収・反射」「警告」「ディスプレイ」「カモフラージュ」があります。
通常は背中の色が濃く、上から見た時に地上と森の区別がつきにくくなっています。
また、腹側の色は薄く、空とのカモフラージュになっています!
(すごすぎる!!!( ゚Д゚))
メスの木をひくために派手な羽色をした鳥さん達は、翼の内側が派手になっていることが多く、羽を広げて初めて見えるようになっています。
(危ないですもんね(>_<))
多くの場合は、オスだけが派手な羽を隠し持っており、メスは捕食者から逃れるために地味な羽色をしています。
羽の色は「光の吸収・反射」「羽自体の色素」の2つの因子で決まっているそうです。
(鳥さんの羽の色って不思議な色にみえますよね・・・・)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
色々と調べたのですが、専門書は難しい言葉が多くて・・・・。
自分なりにまとめたのですが、よりわかりづらくなっていたらすみません(T_T)
ちなみに途中にも記入させていただいた、羽の枚数ですがもう少し書いておきますね。
スズメ:3100枚くらい
ハト:4700枚くらい
カラス:10000枚くらい
あるそうですよ!!
(野生の鳥達、換羽の時に結構な量の羽落としてますよね・・・・)
次回は、正羽をもう少し掘り下げてお話したいのと、換羽についてのお話をさせていただきます。
もしよろしければ、そちらもお付き合い下さい!!
それでは、ありがとうございました!!