こんにちは~!アケボノインコ・ホオミドリウロコインコと暮らしているあきです!
今回は、鳥の理想の睡眠についてのお話と、うちのアケボノインコの「いち」の日中の睡眠の様子・お休みシートをかけた後の様子をお話していきます。
(「ホオミドリウロコインコのにこ」の様子も後日お話させていただこうと思っています。)
お休みシートかけた後は、無音で何をしているのかわからないので、今回のためにこっそり覗いてみました( *´艸`)(バレてるのでこっそりではないですが・・・)
睡眠の邪魔をしないように、2日覗かせてもらっただけなので、他にも1羽で楽しんでいるかもしれません。
「へぇ~~」という感じでお読みください!
それでは、行ってみましょ~(/・ω・)/
鳥の睡眠
まずは、鳥の睡眠に関する基礎知識です。
鳥さんは、ほとんどの鳥種で「昼行性」です。(お昼に活発に活動をする)
そのため、天敵は目視での確認に頼っており、目がとてもよくなったと言われています。
色彩豊かなのもそのためです!!
(鳥さんの目の良さについてはこちら⇩)
基本的には、日の出と共に活動をし、日の入りと共に寝床へ戻ります。
ただ、夏場は日中とても暑く体力を消耗するので、日中も寝床に戻り休んでいて、夕方の涼しい時間に活動を再開します!!
(意識してみていると、確かに真夏の日中にスズメとかを見かけませんね)
寝床に戻ってからは、「羽繕い」「クチバシを整える」(ぎょり!ぎょり!って音がします)をして就寝です。
就寝?「鳥さんってぐっすり寝るの?」という疑問が生まれます。
そうなんです!鳥さんはほとんどが「捕食される側」です。いかに捕食者から身を守るかが、種の存続のカギ!!
睡眠時は1番危険です!!
そこで彼らは「半球睡眠」を獲得しました!!
「半球睡眠」とはその名の通り、大脳半球が片方ずつ交代で眠る現象のことを言います。
「ぐっすり寝てはいけない状況」におかれた動物たちが、生き残るために進化した機能らしいです。
「半球睡眠」をとる生き物は、半分は起きている状態なので、周囲の状況が全く把握できないということはなく、注意を払いながら安全に眠ることができるんです(*’▽’)
「半球睡眠」をする代表的な動物は「渡り鳥」が1番有名です。
(何千キロ・何万キロも飛行する渡り鳥は何日間も眠らないで飛び続けるわけにはいかないので、「半球睡眠」を使って寝ながら飛びます。たまに全脳が眠ってしまうこともあるそうで、渡り中に急降下する鳥もいるそうです!)
その他にも「イルカ」「クジラ」などの海洋哺乳類でも見られるそうですよ!
(呼吸のために定期的に水面に浮きあがるのに「半球睡眠」が便利なのです。動物園で「イルカ」「ペンギン」が片目を閉じているのは「半球睡眠」の時ですよ)
「じゃあお家の鳥さん達も半球睡眠してるの?」となりますが・・・。
保護された飼育環境で生活していると、「半球睡眠」は減ると言われているので、お家の鳥さんは「熟睡派」かもしれないですね( *´艸`)
飛行中の鳥さんでさえ、睡眠をなしで済ますことができないのです。
生き物の睡眠は生命にとって、とても重要であるということですね!!
アケボノインコ日中の睡眠
うちのアケボノインコの「いち」は日中はほとんどお留守番をしています。
お留守番中は「羽繕い」「ごはん」「ねる」を繰り返している模様です。
私が家にいる時は、上記のほかに「遊ぶ」が加わります!
寝ている時も、「熟睡」をしている感じはなく、こちらが動くとすぐに目を覚まします。
大体は、私がお昼寝をしている時に一緒に寝ているみたいですね。
(目が覚めて動かず「いち」を見ると、目を閉じて寝ているのを何度か見ました)
お休みシートをかけた後
夜は、私の都合で7時30分ごろに「ケージにお休みシート」をかけて就寝します。
お休み前まで放鳥をしているのですが、時間になるとケージに戻り「ぎょり!ぎょり!」とクチバシを整えて寝る準備を始めます。
シートをかけた後は、ほぼ毎日「無音」です・・・。
「生きてるよね?」って心配になるぐらい音がしません(>_<)
ある日シートの中をちょっと覗いてみたんです・・・( *´艸`)
すると呼吸早く「はっ!はっ!はっ!はっ!」と言いながらこちらを見ていました・・・。
なんなんでしょう・・・?
シートをかけた後めくると、毎回同じ反応します・・・。
すみません!理由はわかっていないですが、元気にはしています!!
放鳥時間が短かった時などは、シートをかけた後「かじり木コーン」をかじる音や「段ボール」をちぎる音がしますが、10分ぐらいで「無音」になります。
まとめ
お家で飼育している鳥さんは、睡眠時間として「暗く静かな時間を12時間」とってあげるのが良いそうです。
中で寝る・寝ないは別にして、状況を作ってあげるのが大事らしいですよ!
また、明るい時間が長いと「発情」を招いてしまうとも言います。
野生下では鳥の発情は年2回です。しかし、飼育下では1年中快適な環境で暮らしているため、季節感なく常に発情してしまうこともあるそうです。
その原因の1つが「日照時間の長さ」(明るい時間が長い)が関係しています。
多すぎる発情は、病気の発症・問題行動の原因となりますので気を付けて下さい!!
家庭の環境によって難しいこともあるとは思いますが、できるだけ理想の睡眠がとれるように工夫してあげたいものですね( *´艸`)
それでは、ありがとうございました!!