こんにちは~!アケボノインコ、ウロコインコと暮らしているあきです!!
今回は鳥の防災用品の準備についてのお話をしていきます。
災害があって、避難しなければいけない事態は、ある日突然やってきます。
その時のために、人と同じで、鳥さん用の防災用品を準備しておきましょう。
ここに書く以外にも、鳥さんによって必要なものがあると思います。
自分のコには何が必要なのかをよく考えて、準備をしておきましょう!
それでは、行ってみましょ~(*’▽’)
防災用品の考え方
まずは、防災用品考え方です。
「鳥の防災用品なんている?」と考えている方もいらっしゃると思いますが、私は「鳥こそいる」と考えています。
鳥と暮らしているかたは聞いたことがあると思います。
「決まったペレットしか食べない」「環境が変わったら食欲がなくなった」など・・・・。
鳥はものすごく、繊細です!!
(もちろん気にしないコもいますが・・・)
万が一の時に、少しでも普段と同じ状況になるように、防災用品は準備しておきましょう!
人の防災用品と同じで、「ローリングストック」(普段から少し多めに買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足すことで、常に一定量の備蓄をしておく)方法をすると良いです。
もちろん、使うときは、古いものから使って下さいね。
防災用品(準備するもの)
それでは、実際に準備しておいたほうが良いものを見ていきましょう。
最低限必要なもの
①エサ(普段食べているものを準備しましょう。最低1週間、できれば1ヶ月分)
②水(断水の時のために準備します。ペットボトルで準備するなら軟水(硬度が低い水)。ただし、ヨウム・オオバタンは硬水の方が良いようです)
③キャリーバッグと保温できるバッグ(避難しなければならない状態になった時必要。避難所では、保温・保冷が難しくなるので、ケージを包む布が必要です。)
④新聞紙(保温・防音・目隠しに役立ちます)
あったら便利なもの
⑤ウェットティッシュ・ティッシュペーパー
⑥目隠しの大きなクロス
⑦携帯用カイロ
⑧湯たんぽ
⑨ガムテープ
⑩ミニライト・簡易ライト
⑪温度計
⑫ナスカン
以上のものを、すぐに持ち出せるように、リュックなどに入れておきましょう!
ペットと避難される方のほとんどは、車中泊をするようです。(避難所で迷惑にならないように)自家用車に、防災用品を積んでおくのも良いとのことです!
エンディングノート
もしかしたら、鳥と離れ離れになってしまったり、自分に何かあり迎えに行けなくなるかもしれません。
そんなときのために、エンディングノートを準備しておきましょう。
エンディングノートは、飼い鳥の情報がすべて記載されているノートです!
このノートをみればそのコのことがわかるように、書いておきましょう。
なんでもいいんです!愛鳥のことを好きに書いておきましょう。
最低限書いたほうが良いことをまとめておきます!
①名前
②鳥種
③誕生日
④主食
⑤かかりつけ病院
⑥病歴
何羽か一緒にいる場合は、写真もあると分かりやすいですね!
ペット保険会社のアニコムさんでは、「防災手帳」がダウンロードできます!ぜひ、見て下さい!!
置き場所はわかりやすいように、濡れないようにして、ケージのそばにおいておきましょう。
日頃の準備
鳥さんの準備も大切です。
避難訓練をしておきましょう!!
いざという時に、スムーズにキャリーに入れるように練習をしておきます。
病院に行くときだけ、キャリーに入れるなどしていると、中に入るのを嫌がるようになってしまいます。普段からが遊び感覚で入れるようにしておくといいですね。
うちの場合は、いつでも入れるように遊び場に置いてあります。たまにその中に好物を入れておいて、たまたま入った時に、おやつを見つけます!
すると、その次の日から放鳥したら、必ず中に入って、チェックをするようになりました!(^^)!
キャリーに入ってお出かけもいいですよ。
最初は緊張していますが、慣れてくると、楽しそうに鳴いています!
適度なストレスは日頃から与えておいたほうが良いです。ストレスのない暮らしが続くと、何かあった時に鳥さんの心が対応できないので、、、。
日頃の室内の温度も過保護にならないほうが良いそうです。
もちろん、病鳥・幼鳥・高齢鳥は別です。きちんと管理してくださいね。
それ以外の、成鳥だったら「冬は15度以下にならないように」「夏は30度前後まで」という意見もあります。
もちろん、賛否両論あると思いますが、過保護すぎると、避難をしたときに気温の変化に対応できないというお話もありました。
まとめ
今回は、鳥の防災グッズについてお話をさせていただきました。
日頃の準備のところでは、賛否両論あるとは思います。考え方は人それぞれだと思いますので、「必ずしなくては!」というわけではないのでご了承下さい。
私自身のお話で、地震が起こった次の日にショップへエサを買いに行ったら、すべて売り切れということがありました。
それからしばらくは、いつものエサが入手できず、困ったことがあります。
その時に、「人の防災用品以上に、鳥の防災用品を備えておかなくては」と思いました。
鳥仲間から話を聞いても、人のものは比較的早く手に入るが、ペットのエサは人の次になるため、なかなか手に入らない!との意見が多いです。
また、鳥を飼っている人が、犬・猫に比べると少ないため、生態がわからない方が多いです。
寒いと死の危険があるなんて知らない方が多いのです。
災害時には、鳥飼い同士、協力しあって1羽でも多く助かると良いと思っています。
昔、「災害になったら鳥は放す」と言っていた方がいました。
考え方だとは思いますが、今まで室内で大事に育てられた鳥が、野生の世界で生きていけるはずがないのではと考えています。
状況もあるとは思いますが、できることなら一緒に避難してあげて下さい!!
「コンパニオンバードNO30」でも鳥の防災について書いてあるので見てみると良いと思います!
万が一のことは、起こらないでほしいですね・・・。
いつ来るかはわからないことなので、しっかり備えておきましょう!!
それでは、ありがとうございました!