こんにちは~!アケボノインコ、ウロコインコと暮らしている、あきです。
今回は、アケボノインコと暮らしたいけど、声の大きさが気になる!という方に「どれくらいの大きさか」「どんな時に大きな声をだすのか」「頻度はどれくらいか」などをお話ししていきます。
うちのインコの場合ですので、それがすべてと思わず、
一例としてみていただけると嬉しいです!
それでは、いってみましょ~~(^-^)
アケボノインコってうるさいの?
アケボノインコは中型の鳥の中では比較的、声が小さく、おっとりした個体が多いと言われています。しかし、個体差はもちろんのこと、「一羽飼い」か「多頭飼い」かでもかわってきますので実際に声を聞いてみる必要があります。
行動はほかの鳥に比べてだいぶおっとりしていて、動きもゆっくりしています!ペットショップでも、周りが騒いでいる中、「我関せず」でジッとしている子が多いように思います。
ちなみに、うちのアケボノインコは最初は一羽でほとんど鳴かず、おっとりした性格だったのですが、二羽目を迎えたとたん、ビックリするぐらい大きな声で鳴くようになりました(ToT)
アケボノインコの声の大きさは?
それでは、声の大きさについて、「普段の鳴き声」「呼び鳴き」の二つを比較していきましょう。
普段の鳴き声
普段の鳴き声は個体差はありますが、そんなに気になるほどではないと思います。
人の話し声とほとんど同じで、「何か言ってるなぁ」ぐらいにしか思いません。私は、横でぐっすり眠れます(笑)
うちの場合はテレビをつけていなかったりして、部屋が静かだと、そもそもほとんど鳴いていません。
鳴く時間は大体決まっていて、夕方近くになると鳴き始めます。(16時~17時ぐらいの間)それもごく短時間ですね。
呼び鳴き
鳥の鳴き声で困っている方のほとんどがこの「呼び鳴き」だと思います。お気に入りの人の姿が見えなかったり、一羽になると大きな声で呼びます!
アケボノインコの呼び鳴きは、非常に大きく、他の中型インコにも負けません(汗)
声の大きさは「携帯電話の音量を一番大きくしたぐらい」でしょうか・・・。「まぁ、それぐらいなら」と思った方もいると思いますが、声が高く、響くのでなかなかの声量になります。
うちはマンションなのですが、以前、ごみ捨てで外に出た時、エレベーターの前まで声が聞こえたのにはビックリしました・・・。(エレベーターから部屋までは間に6部屋あります)(もちろん扉は閉めています)
大きな声を出すのはいつ?
先程少し触れていますが、大きな声を出すのは、主に「人が近くにいないとき」が多いです。
しかし、「人が近くにいなかったら常に鳴くのか」というとそういうわけではないと思います。
外出で家にいないときは、静かにしています。「お風呂」「お手洗い」など別の部屋にいるときに、姿を現すまで鳴き続けます!
つまり、近くにいないと解れば「鳴かず」、近くにいるはずなのに姿が見えないと「鳴き続ける」のだと思います。(個体によっては外出中も鳴き続けることがあるそうですが・・・)
そもそも鳥が鳴く理由は、「コミュニケーションの一環」だったり、「安否や所在の確認」です。人と暮らしている鳥は「人を仲間とみなして鳴いているので、「鳴かないで!」というのは難しいですね。
しかし、「鳥は鳴くものだから」と我慢して生活するのも、お互いにとってよくないはず・・・。
声を小さくしてもらったり、頻度を少なくしたり、できることがたくさんあるはずなので考えていきましょう!!
大きな声への対策は?
それでは、大きな声を出す鳥さんへの対策を「控えてもらう」「防音対策」から考えていきましょう!(個体によっては当てはまらない場合も多いので、色々試して下さいね)
鳥さんに控えてもらおう
防音対策をするにしても、費用がかかったり、時間がとれなかったりでなかなか出来ないことが多いですよね。そこで、まずは鳥さんに少し控えてもらえないか試してみましょう!
周りの音を小さくするorなくす!
鳥さんを一羽にするときに、「周りの音を小さくするor音を消します」呼び鳴きが大きくなるのは仲間に聞こえるように鳴くためです!
自分の声よりも周りの音が大きかったらより大きく鳴いてしまうため、周りを静かにしてしまいます。
うちの鳥さんはこの方法でほぼ鳴かなくなりました!
許容範囲を決めて返事を!
自分が「これぐらいの声だったら我慢できるな」と思う声の大きさを決めておき、その大きさの声の時だけ返事をするのです。それ以上の大きさの時は返事しません!(音を立てない)
ただ、鳥が覚えるまでに時間がかかるかもしれません。
鳴き声を変換!
大きな声で鳴いたら「鳥さんの名前を呼ぶ」などして「これで呼んでほしい」というアピールをする。
これも、根気が必要なのであわせて行うといいかもしれません。(家族の方など一緒に住む方の協力が必要です)
部屋を暗くしてしまう!
今すぐにどうにかしなくてはならないなら「お休みシート」などをかけて暗くしてしまうのも効果的です。ただ、一時しのぎ的な感じになってしまうので、他の方法と併用したほうが良いかもしれません。
防音対策
鳥さんへの対策として可能でしたら、部屋の対策を行うのもよいと思います。
ケージを窓・扉から離れている所へ移動する!
最近のマンションは防音がしっかりしているところが多く、生活音はほとんど聞こえないようになっているそうです。
鳥さんの声が漏れるとしたら、窓・ドアなどの人が出入りするところからなので、その近くにケージを置かないようにしましょう!
部屋に布をたくさん出す!
一番費用がかからず、効果もそこそこあります。
「鳴く時間」「タイミング」がわかっているのでしたら、そのタイミングで部屋に「服」や「クッション」などの布をたくさん出してください!
「カーテン」「絨毯」を厚めのものにするのもよいですよ!
布は音を吸収するとのことです。実際ためしてみましたが、確かに音漏れは少なくなりました。
アクリルケースを鳥かごにかぶせる!
ただし、全面覆わないと防音効果はほとんどないとのことです。
全面覆った場合、中で「粉」「羽毛」が舞うことがあるので、呼吸器の弱いアケボノインコにはあまりお勧めできないとのことです。
壁に防音・吸音を施す!
もう・・・最終手段ですね・・・。安く済ませたいなら段ボールでも効果はあるそうです。最近はホームセンターで道具が売っているので、のぞいてみてください。
まとめ
アケボノインコの声についてわかっていただけましたでしょうか?
ほとんどの本に「中型インコの中では静か」という記載がありますが、あくまで比較的です。
もちろん個体差はありますし、いざという時の声は「大きい」というのも忘れないでください(^o^)
「静かさ」だけでお迎えをしてしまうと、「話と違う!」・「こんなつもりじゃなかった」ということにもなりかねないのです。
約25年という長い年月一緒にいれるコンパニオンバードだからこそ、実際に迎えたい鳥さんをしっかり見て、考え、お迎えを検討して下さい。
少しでも皆様のバードライフの手助けになれたら嬉しいです。
ありがとうございました!